以前より注目していた野菜 明日葉
造血ビタミン・ビタミンB12「カルコン」の稀少成分
葉の部分を贅沢に乾燥しました。
青汁の原料になるスーパーフードの明日葉。嗜好性にすぐれうさぎさんの大好物です。八丈島の農家さんに特別にペット用として作っていただいている明日葉です。人間の食用のものとは違い、葉が大きく茎が太いのが特徴です。栄養いっぱいの大きく育った当店の明日葉は希少価値があります。明日葉のもつ効用でうさぎさん用に明日葉のパウダーを流動食にしたり、体調不良、食欲不振時の強制給餌に明日葉を用いている動物病院もあります。乾燥した葉のままでもあたえられますが、細かく磨りつぶしてフードなどに混ぜてもいいです。
あしたば(明日葉)とは
あしたば(明日葉)は、世界に誇れる日本原産のセリ科の多年草です。セリ科には薬用植物が多くみられますが、あしたば(明日葉)もその一つで、江戸時代には天然痘予防に用いられました。もっと古くには「不老長寿の妙草」として、秦の始皇帝や漢の武帝が日本までこの妙草を求めて家来を遣わしたという伝説があります。
20数種類のビタミンとミネラル
うさぎさんの盲腸糞に含まれ貧血に強い効果があり「造血ビタミン」と呼ばれるビタミンB12を始め、ビタミンC、ビタミンE、カロテン、カルシウム、鉄分など20数種類のビタミンとミネラルが含まれています。
明日葉だけの稀少成分
「造血ビタミン」・ビタミンB12を含有する植物は地上の植物では、明日葉だけと呼ばれています。明日葉の葉や茎を折ると、独特の粘った黄色い汁「カルコン」がにじみ出てきます。この汁を島の人々は、古来から化膿止めとして使ってきましたが、これがバイオフラポノイド(ルチン、イソクエルシトン)。強力な抗菌作用があり、明日葉だけに含まれる稀少成分です。「カルコン」は、血液やリンパ液などの流れをスムーズにする効果と、脂肪の吸収を抑える効果があります。そのため「カルコン」はダイエットの強い味方と言えます。カルコンの作用によって、血液がサラサラになり流れがよくなると体内から老廃物が排出されやすくなります。
明日葉に含まれるもう一つの成分「クマリン」は、セリ科や柑橘類などに含まれる香りの成分です。「クマリン」には、ポリフェノールの特徴といえる抗酸化作用、抗菌作用のほかにも、アルツハイマー型認知症に効果があるとされています。
豊富な食物繊維
新陳代謝をよくし、お通じをよくする食物繊維。明日葉にはこの食物繊維がセロリの3倍、ほうれん草の2倍、さやいんげんと春菊の1.6倍含まれています。便秘が引き起こす肥満にも効果かあります。
ほうれん草より多いβカロテン
あしたば(明日葉)にはほうれん草やあのケール以上にβカロテンが非常に多く含まれています。βカロテンは抗発ガン作用や動脈硬化の予防で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
生活習慣病対策として
明日葉に含まれる豊富なビタミン類やミネラル類、ポリフェノール類の効果で、抗菌作用や抗酸化作用が認められます。明日葉の効用としては、血圧の上昇を抑え高血圧を予防したり、中性脂肪の吸収を抑え血液サラサラ効果により血栓を予防したりするほか、胃や腸内の環境を整え善玉因子を増やすと言われています。
また、発ガン性物質を抑制し、糖尿病などの生活習慣病を抑制する効果があると期待されています。まだ研究段階ではありますが、白内障などの糖尿病の合併症にも効果があるとされ、今後のさらなる研究が待たれているところです。
お手元に届いた際は早めにお与えください。一部葉の色が黒ずんでる部分がありますがうさぎさんにあたえても問題ありません。
【店長より】
新鮮な明日葉を八丈島から空輸で送っていただき電気乾燥させています。電気乾燥は明日葉の栄養分を閉じ込めます。生葉200g以上あるものがパリパリに乾燥させると50g以下になってしまいます。野菜は苦手でも明日葉だけは喜んで食べるというお話もよく聞きます。ペット用として作っていただいている貴重な野菜です。大量生産はできませんが、大切なうさぎさんの健康のためにお使いください。
メーカー:小岩ペット
対象ペット:うさぎ・チンチラ・モルモット・他の草食小動物