うさぎの食性

【栽培日記】

当店でも実際栽培してみました。契約農家さんから届いた根っこ付き生牧草を出荷と同じ条件でダンボールの中に二日間入れ、その後市販のミニプランターに3株移し水をあたえました。時期は11月上旬、設置場所は自宅の玄関横の雨のかからない屋外です。午前中は日が差しますが午後は日陰になります。水は2日に1回あたえてみます。有機農法での栽培になりますので、一切の農薬、化学肥料は使用しません。

植え替え後2日目、植えたときには育つかどうか不安でしたが、少しタレ気味だった葉も落ち着いたように思います。変色した葉もありません。水をたっぷりあげたので葉が元気を取り戻したように思います。

植え替え後5日目、葉の生育も順調でだいぶ伸びたような気がします。状態もとてもいいです。低いプランターに植えたので伸びて地面に付いた葉を切り取りました。プランターの高さを上げました。また最初から痛んでいた黄色い葉数枚は摘みとらせていただきました。

植え替え後10日目、葉の状態はとてもいいです。写真でもわかるように、全体に緑が濃くなり、葉もピーンと張り地面に着いていた葉も無くなりました。もちろんうさぎさんの食用なので刈り取りはするのですが、今回は撮影用なので一切刈り取りはしていません。契約農家さんに聞いたところ、しっかりと土に活着して有機堆肥を吸収し始めたのこと、なんだか素人の私でもうれしくなりました。

植え替え後15日目、以前より歯が垂直になり元気に育っています。全体的にボリュームが着いたような気がします。刈り取りはしていませんので、葉先がすこし黄色く変色した葉も出てきましたが、全体的には、葉の状態はとてもいいです。
最後に、あくまでもうさぎさんの食用なので刈り取りはしないで、このように栽培される方はいないと思いますが、屋外で栽培すれば2週間は問題なく栽培できることがわかりました。
注意した点は、
水分と養分を吸い上げられるよう土がカラカラにならないように気を使いました。水やりを忘れて土がカラカラになると葉は元気をなくしますが、再度水をあたえると元気を取り戻します。
この他に室内での栽培も試してみましたが、食用としては問題ありませんが、1週間程度で黄色く変色した葉が多く見られ、葉に張りがなかったように思います。また光合成が十分にできないため硝酸塩が高くなるようです。

個人的な感想になりますが、毎日毎日牧草が元気に生長していくのを見てうさぎさんに食べてもらうのがとても楽しみになりました。また2番狩り3番狩りにも挑戦してみます。

追記:今回は一切刈り取りをしませんでしたが、うさぎさんにあたえる分だけの量を少しづつ刈り取りしたほうが残りの牧草に栄養がまわって元気に育つようです。
冬期の栽培はなるべく日当たりのいい場所に置いてください。また冷たい北風があたらないようにしてみてください。水やりも土が乾かないようたっぷりと、面倒ならば受け皿に水をため下から吸い上げるようしてもいいです。でも冬場は水が凍らないように注意してくださいね。

うさぎの根っこ付き生牧草 無農薬・無肥料 イタリアンライグラス



その後・・・・
うさぎの根っこ付き生牧草 無農薬・無肥料 イタリアンライグラス
12月の初旬に店舗に飾らせていただいたあと、全ての牧草を刈り取らせていただきました。その後は以前あった場所に戻し様子を見ることにしました。
しかし水やりをわすれる事もしばしば、、、もうだめかなと思い12月24日に見に行きました。それがこの写真です。下から3cm程にカットした牧草がわずか2週間程
度で10cm程度に成長していました。驚くやら嬉しいやら急いで水をあたえパチリ!これなら2番狩りも収穫できると心の中で、、、サンタさんプレゼントありがとう♪」まだ結果はわかりませんがこの後もご報告しますね。

1月中旬、刈り取りから1ヶ月たちました。葉の長さも長いもので20cm位に成長しています。もう少し成長しているかな?と思ったのですが、やはり東京も年末年始はとても寒く冬場のこの時期は成長が遅いんだなと感じました。農家の方に聞いたところ季候のいい春秋に比べるとだいぶ遅いらしいです。でも着実成長しているのでこのまま栽培を続けてみます。2月成長してくれるのかな、、、

2月中旬、刈り取ってから約2ヶ月たちました。葉の長さは長いもので30~40cm、ほとんどが新しく生えてきた二番刈りの新葉です。葉も上にピーンと張り緑が濃くなりボリュームも増えました。もううさぎさんにあたえられる大きさです。12月から2月の一番寒い時期の栽培でしたが、元気に二番狩りも成長してくれました。もちろん化学肥料は一切使わず、
有機堆肥をたしただけです。北風に吹かれながらも少しずつ成長していくのを見て感動!植物ってすごいんですね。自分なりに楽しんで栽培できました。
では、春の訪れとともに三番狩りの挑戦です。(^_^)v

二番狩りの鉢植え方法
うさぎの根っこ付き生牧草
ビニールポットに入れたままでも二番狩りは栽培できますが、有機
堆肥を足して鉢に植え替えることもできます。こつは根を切って植え替える方法もありますが、根がそこまで伸びてないと思いますので、根を切らないようにように植え替えてください。(根が伸びている時は1/3程度カットしてください。)
下に鉢皿をひきたっぷりと水をあたえてください。季節によっても違いますが1~2ヶ月でりっぱな二番狩りが育ちます。

うさぎの根っこ付き生牧草

うさぎの根っこ付き生牧草うさぎの根っこ付き生牧草うさぎの根っこ付き生牧草


最初の写真は根本から3cm程度全て刈り取りをしました。
次の写真は刈り取りから1ヶ月(冬期)程度たったものです。
最後の写真は半分刈り取りをし半分そのまま葉を残した物です。二番狩りは成長していますが、残った葉は変色
(霜枯れ)乾燥しています。
二番狩りを栽培するする時は、一番刈りの葉を全て刈り取ってください。葉が残っていると霜枯れし先端が変色してしまいます。うさぎさんにあたえても問題ありませんが綺麗に刈り取った方が成長がいいみたいです。

三番刈りに挑戦・・・・
うさぎの根っこ付き生牧草 
3月になって、育った二番刈りを全て刈り取りました。プランターいっぱいになっていた根も半分にカットし、新しい有機
堆肥を施した土をたしました。(土も根も堅くてビックリ)通常三番刈りは冬前の刈り取りになりますが、本当に育つかどうか、、
(有機堆肥とは有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと)

うさぎの根っこ付き生牧草
3月中旬、二番刈りを刈り取ってから約2週間、気温も上昇し生育が早く長い葉は15cm程に成長しています。根を切って土を入れ替えたので、どうかなって?思ってましたが大丈夫みたいです。三番刈りは、乾燥の輸入牧草でも茶葉が多く貴重で高価なため、このように生き生きとした生の三番刈りは、自分自身も見たことがありません。4月になればりっぱな三番刈りをご紹介できると思います。

うさぎの根っこ付き生牧草
4月初旬、立派な三番刈りが育ちました。二番刈りより、ボリュームは減りましたが葉の長さは長いもので50cm,葉の色は少し薄くなったようば気がします。11月から半年間で三回の生の牧草を収穫できました。最後に、以前に種から化学肥料を使い栽培をしたことがありますが。葉も細く貧弱になってしまいました。牧草がしっかりしていれば二番刈りもボリュームのあるものが育ちます。
是非とも皆様もおためしください。
暖かくなり成長が速まりましたので、たっぷりと水をあたえてください。
追記:お店のお客様でうさぎさんに新鮮な牧草をあたえながら栽培して6回刈り取りをした方もいます。
 
一番刈りとは、そのシーズンの最初に収穫した牧草のことをいい、栄養価も高いです。一番刈りを刈り取り、再び成長したものが二番刈りになります。次が三番刈りになります。刈り取り回数が多いほどが柔らかい牧草になります。
 




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